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　高和教会の設立は、今から120年以上前の19世紀末、1894年（明治27年）です。それより10年前の1884年（明治17年）、当時明石にあった教会から牧師が派遣されて、キリスト教の布教が高和の地で開始されました。キリスト教の信仰をもった者たちは、しばらく毎週日曜日、明石まで足を運んで礼拝に出席していましたが、1894年に独立し、高和教会（当初は高和山之上教会と称した）が設立されました。
　
　牧師不在の時期もありましたが、1952年（昭和27年）、その前年の1951年に立ち上げられた日本イエス・キリスト教団に加入し、牧師が派遣されるようになり、翌年の1953年（昭和28年）に宗教法人としての許可を受けました。
　

　現在の教会堂は1962年（昭和37年）に建築されました。さらに1991年（平成3年）には教会堂増築、2011年（平成23年）には外壁の大規模改修が行われました。
　

　現在高和教会には、高和や養田の住民の他、西神ニュータウン、竜が岡、玉津などの神戸市西区周辺地域を始め、須磨区、明石市、三木市、稲美町などからも集う方々があります。毎週日曜日午前に行われる礼拝には、信者でなくても出席することができます。また、３月後半もしくは４月前半に行われるイースター礼拝と、１２月後半に行われるクリスマス礼拝では、毎年記念のお祝い会を行い、たくさんの方々が集うときとなっています。